◇五輪に合わせた韓日首脳会談 大統領府高官「日本が返事を」 青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は7日、ラジオ番組に出演し、東京五輪開幕に合わせた韓日首脳会談の開催が実現するかどうかについて、「私たちは最後までオープンな姿勢で臨んでいる。日本政府が返事をくれるべきではないか」と述べた。◇サムスン電子の4~6月営業益53.4%増 半導体事業が回復 サムスン電子が発表した4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は12兆5000億ウォン(約1兆2160億円)で前年同期比53.4%増加した。市場予想を上回る好業績で、半導体のスーパーサイクル(長期にわたる上昇局面)だった2018年7~9月期以来、11期ぶりの高水準。前期に振るわなかった半導体事業が今期はけん引役となった。◇首都圏の感染防止策 現行レベルを14日まで延長 首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している中、感染防止策「社会的距離の確保」の現行レベルがさらに1週間延長される。これにより、ソウル市、京畿道、仁川市では今月14日まで5人以上の集まりが禁止され、飲食店やカフェの営業は午後10時までとなる。政府の中央災難(災害)安全対策本部は、延長期間中にも状況が悪化を続ける場合には社会的距離の確保のレベルを最高段階に引き上げることも検討すると明らかにした。◇前監査院長が政界進出表明 大統領選出馬か 来年3月の大統領選で野党陣営からの出馬が取り沙汰される崔在亨(チェ・ジェヒョン)前監査院長が政界進出を表明した。崔氏は聯合ニュースの取材に対して「政治に参加することを決めたのは間違いない」とし、詳しい立場はもう少し準備してから話すと述べた。これに先立ち大統領選に出馬表明した尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長の義母が医療法違反の罪や詐欺罪で実刑判決を言い渡されたことで、クリーンなイメージの崔氏が尹氏の代替候補として注目されている。◇故サムスン会長の美術コレクション ソウル市内に展示館設立へ 黄熙(
ファン・ヒ)文化体育観光部長官は政府ソウル庁舎で記者会見を開き、昨年10月に死去した李健熙(イ・ゴンヒ)サムスングループ会長の遺族が寄付した文化財と美術品について、展示館の設立計画などを盛り込んだ活用策を発表した。同部が運営する委員会は「李健熙寄贈館」(仮称)を設立する必要があると強調し、国立中央博物館があるソウル・竜山と国立現代美術館に近い同・松?洞の2カ所が候補地として適しているとの意見を同部に提案した。◇陸軍最大の新兵訓練所 37人がコロナ感染 国防部によると、中部・忠清南道論山市にある陸軍訓練所で、7日午前10時までに37人の新型コロナウイルス感染が確認された。同訓練所は軍最大の新兵訓練機関。軍部隊で確認された1日当たりの新規感染者数としては、昨年11月にソウル北方の京畿道・漣川にある陸軍の新兵教育隊で約60人の感染を記録して以来の多さとなる。
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