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18日午後3時、ソウル市廣壯洞(クァンジャンドン)ワーカーヒルホテルのアストンハウスにおいて非公開で行われた結婚式で、新婦シム・ウナは、なめらかな肩をのぞかせたスリムな白いドレスで華麗な姿を披露した。
独特のえくぼをたたえた微笑で、式場に入場したシム・ウナは、父親と腕を組み、主礼(※)の前へ静かに進み、タキシードを着た頼もしい新郎チ・サンウク(延世(ヨンセ)大学国際大学院研究教授/40)と手を取り合った。
シム・ウナの結婚式は、両家の近い親戚および知人150人余りの祝福の中、オンヌリ教会のハ・ヨンジョ牧師の主礼で、クリスチャン式に行われた。また、両家の合意のもと、結婚式の祝儀も丁重に断った。
この日の祝賀客としては、新郎チ・サンウク氏と親交の厚いイ・フェチャン元ハンナラ党総裁をはじめ、ユン・セヨンSBS会長、ドラマ『青春の罠』の演出者チョン・セホPD、映画社<シネ2000>のイ・チュニョン代表とシム・ウナの俳優仲間アン・ソンギ、チョン・ウソン、イ・ミヨン、イ・ジョンジェらが参加した。
この日の結婚式は非公開で、30人余りの警備員が、式場入口で招待状を持参した車だけを通すなど、徹底して式場周辺を統制。結婚式が終って30分後、別途用意されたプレスルームで式の映像が公開された。
昨年末、ある集まりで出会って交際を始め、7月初に結婚を約束し、ついにゴールインした2人は、結婚式の間中、落ち着いた様子で厳粛な結婚誓約を結んだ。この日シム・ウナは、世界の有名デザイナー、ベラ・ワンのドレスを着ていた。
1993年、MBCタレント公採22期としてデビューしたシム・ウナは、ドラマ『最後の勝負』でスターダムに上がり、『M』『スキ』などに出演、清純な容姿で人気を集めた。95年には映画『アッチアッパ』で本格的に映画に出演し始め、『8月のクリスマス』『美術館の隣の動物園』(98年)で演技力を認められた。99年のドラマ『青春の罠』と、2000年の映画『インタビュー』を最後に、演技活動を中断した彼女は、東洋画を学ぶなど、平凡な生活を送っている。
シム・ウナの夫チ・サンウク氏は、㈱漢城実業のチ・ソンハン会長の一人息子で、延世大学国際大学院研究教授として在職中。延世大学土木工学科を卒業し、韓国建設技術研究院技術政策研究グループ長選任研究員を歴任した。イ・フェチャン元総裁が2003年初、アメリカに滞留する間、随行していたことが伝えられ、話題になったこともある。
チ会長はチョン・ドゥファン元大統領と陸軍士官学校第11期同期生で、76年に予備役(※※)に編入後、漢城(ハンソン)実業を創業。SBSの大株主で、今年2月までSBS文化財団の理事職を維持してきた。
一方、主催側の徹底した出入統制で、数時間の間、式場入口に陣取って式が終るのを待っていた記者たちは、トップスター女優の結婚ニュースを息つく間もなく打電している。
※韓国の結婚式は日本で言う人前結婚式のような感じで、主礼はその中心となる人。
※※兵役のひとつ。現役を終えた人で、平常時は日常生活をし、非常時や訓練機関には召集され、軍務に服務する兵役。またはそれに該当する人。
Copyrightsⓒsports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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