韓国のサムスンSDIは、年間の営業利益が 初の1兆ウォンを達成する可能性が高まった(画像提供:wowkorea)
韓国のサムスンSDIは、年間の営業利益が 初の1兆ウォンを達成する可能性が高まった(画像提供:wowkorea)
韓国のサムスンSDIは、第2四半期(4月から6月)における電気自動車バッテリー事業を黒字の軌道にのせ、年間の営業利益「初の1兆ウォン(約953億4250万円)」を達成する可能性が高まった。サムスンSDIは 下半期にも電気自動車・エネルギー貯蔵装置(ESS)市場が成長することに加え、エネルギー密度を向上させた5世代(Gen5)電気自動車バッテリーの供給を始めたことで、実績改善の勢いが続くと予告した。

キム・ジョンソ の最新ニュースまとめ

サムスンSDIは「第2四半期の連結営業利益が2952億ウォン(約281億4500万円)となり、前年同期対比で18.4%増加した」と、きょう(27日)公示した。同期間の売上高は30.3%増加した3兆3343億ウォン(約3179億円)、当期純利益は504.4%増加した2883億ウォン(約274億8700万円)と、それぞれ暫定集計された。

第2四半期の売上高は これまでの最高値を更新しただけでなく、営業利益は 金融情報企業 “FNガイド”が集計したコンセンサス(実績推定平均)2561億ウォン(約244億1700万円)を上回った。

このようなサムスンSDIの驚くような実績は、エネルギーおよびその他の事業のおかげだと分析されている。エネルギーおよびその他の部門の売上高は 昨年の第2四半期より41.2%増加した2兆7118億ウォン(2591億7500万円)、営業利益は 同期間より26倍増加した1687億ウォン(約160億8200万円)を それぞれ記録した。営業利益率は6.2%となり、昨年第2四半期の0.3%に比べ 大きく増加した。

サムスンSDIのキム・ジョンソン経営支援室副社長は「上半期の累積でみても、電気自動車バッテリー事業は黒字であった」とし「半導体の受給状況が改善され 5世代バッテリーが量産されるなど、事業全般にわたって 下半期の収益性は一層 改善されるだろう」と語った。

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