カカオ、新型コロナウイルスのワクチン事前予約に認証書ログインを提供 = 韓国

5日、カカオは疾病管理庁と協力し、今月9日から新型コロナウイルス予防接種の事前予約システムにカカオ認証書ログインを提供すると発表した。

　接種対象者は満18歳から満49歳までで約1700万人である。事前予約は、自分の住民登録番号の生年月日の末尾の数字と同じ日付の午後8時から翌日の午後6時まで可能である。

　カカオ認証書を予め発行し、予約日に予約システムにアクセスすれば、カカオ認証書でログインし、簡単かつスピーディーにワクチンの接種予約をすることができる。 接種日時や場所などの予約内容も、カカオトークのメッセージで受け取ることが可能だ。

　カカオ認証書は「カカオトークのさらに見る」タブで、約款同意や本人確認を経て作成可能だ。現在までに、カカオ認証書の発給者は1800万人以上となっている。

　カカオは5月から新型コロナウイルスの残余ワクチン当日予約サービスも提供している。カカオトーク3番目のタブ内の「残余ワクチン」タブで残りのワクチンがある近隣の委託医療機関の情報をリアルタイムで確認してすぐに予約できる。

　接種を完了した利用者は、カカオトークで新型コロナワクチンの接種証明が可能である。カカオトークのQRチェックイン画面で「接種情報の読み込み」を押し、同意手続きを行えば、QRコードにワクチン接種情報も一緒に含まれる。新型コロナウイルス予防接種証明書も発給され、カカオトークの「お財布」画面で確認できる。