イ・スンヒョン被告(資料写真)=(聯合ニュース)
イ・スンヒョン被告(資料写真)=(聯合ニュース)
【水原聯合ニュース】韓国軍地上作戦司令部の軍事裁判所は12日、男性グループBIGBANG(ビッグバン)の元メンバーで、売春をあっせんした罪や海外で多額のギャンブルを行った罪などに問われたイ・スンヒョン(引退前の芸名V.I)被告に懲役3年と追徴金約11億5000万ウォン(約1億900万円)を言い渡した。イ被告は法廷で身柄を拘束された。  同被告は、兵役の義務を果たすため昨年3月に入隊。裁判は関連法に基づき軍事裁判所で行われた。裁判所は、被告がビジネスパートナーと共謀し、外国人投資家に複数回売春をあっせんして利益を得たと認め、犯行が社会に及ぼした害は小さくないとの判断を示した。 また、人々の注目を集める芸能人のギャンブルは、韓国社会の健全な勤労意識を阻害するなど波及効果が大きいと指摘。会社の資産を私有財産のように使用した点、けんかで気分を害したという理由で暴行を教唆した点なども悪質だと説明した。 イ被告は2015年12月から16年1月にかけ、海外の投資家に性的な接待をあっせんし、自らも買春を行った罪で起訴された。 また、自身が役員を務めたクラブ「バーニングサン」の資金約5億ウォン相当を横領した罪、米ラスベガスのホテルのカジノで22億ウォン相当に上る巨額のギャンブルを行った罪、飲食店で他の客とけんかになり、ビジネスパートナーを通じて暴力団員に脅迫させた罪にも問われた。
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