発射台に立てられた「ヌリ」(科学技術情報通信部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
発射台に立てられた「ヌリ」(科学技術情報通信部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国科学技術情報通信部は26日、韓国の独自技術で開発したロケット「ヌリ」について、ウェット・ドレス・リハーサル(WDR)と呼ばれる最終的な機能点検に向けフライトモデル(FM)を発射台に移し起立させる作業を行ったと発表した。 WDRはロケットを発射台に立てて零下183度の酸化剤を充填(じゅうてん)・排出し、機体が極低温環境で正常に機能するかどうかを確認する作業だ。27日に酸化剤の充填・排出が行われる予定だ。 同部は「WDRの結果の分析は約1週間かかる。補完事項が見つかった場合は対処した上で、打ち上げの手続きに入る」と説明した。 ヌリは1.5トン級の実用衛星を地球低軌道に乗せることができる3段式ロケットで、2010年に開発が始まった。
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