ファン・ヒ の最新ニュースまとめ
日本からは萩生田文部科学大臣が参加し、中国の胡和平文化観光相と韓国のファン・ヒ(黄熙)文化体育観光相はオンライン形式で参加した。今回の会合ではコロナ時代の文化交流案について意見交換し、3カ国間の文化交流・協力を再開し、発展させるための「北九州宣言」を採択した。
宣言文では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた日中韓文化交流の現状を認識し、今後3カ国間での文化交流の協力を再開・発展させることを明らかにした。
3カ国は、3カ国が選定した東アジア文化都市交流とともに、今後対面・非対面方式での東南アジア諸国連合(ASEAN)文化都市、欧州文化首都との交流、2022年北京冬季五輪に合わせた3カ国共同文化芸術プログラムを進めることで合意した。
さらに、新型コロナで萎縮した国立博物館、国立図書館、国立劇場など公共文化芸術機関と民間文化芸術機関の協力を強化することにした。文化産業の技術開発や応用、人材育成など、今後も文化産業の成長に向けた交流とともに、コンテンツの正常な流通に向けた著作権関連での協力も深める。
また、文化・観光資源を活用した文化・観光交流の再活性化に向けて連携を強化し、有形・無形文化遺産の保護や継承発展の重要性を共有した。
今回の会議は昨年、日本の北九州で開かれる予定だったが、新型コロナの影響で1年延期され、オンライン会合として進められた。2007年に始まった会合は、これまで共通の文化議題を発掘し、相互協力する共同宣言文を発表してきた。
韓国の黄熙文化体育観光相は「感染病の世界的な流行による困難な中で、3カ国が志を集めて東アジアの文化発展と文化交流に努力を傾ければ、東アジアの文化隆盛にさらに強い土台を作ることができる」とし、「今回の意見交換を土台に、非対面時代の新しい文化交流策を今後も議論していく」と明らかにした。
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