これに伴い韓国の科学技術情報通信部は、政府と企業がAIの投資ビジョンを共有し、AIやデータを利用して経済を復興させるための戦略的協力案を議論する「第1回人工知能最高位戦略対話」(AI Strategy Summit、以下戦略対話)を7日、ソウルのCOEXで開催した。
今回の戦略対話にはSKテレコムをはじめ、KT、LGユープラス、ネイバー、カカオ、サムスン電子などAI分野の国内主要企業の代表、学術者、研究者が出席した。
出席者らは韓国人工知能のグローバル競争力を一段階跳躍させ、国家全体で人工知能投資の効率性を高めるために、政府と企業間との協力策について話し合った。
戦略対話は半期ごとに定期的に開かれ、毎回違ったテーマで討議される。
議論のテーマは▷基盤活用(人工知能半導体、クラウド)▷人材育成(国と民間企業が人材養成プログラムで協力)▷サービスの活性化(デジタルヘルスケア、ロボット、モビリティ)など人工知能と関連した全分野を幅広く扱う予定だ。
議論のテーマ別に、投資ビジョンの共有をはじめ、苦情や意見を収集し、企業間、企業と政府間の戦略的協力案を模索する。
今回の戦略対話では、「政府と企業間の協力を通じた超巨大人工知能生態系の活性化推進案」について議論した。
超巨大人工知能は大容量データとスーパーコンピューティングのインフラを活用し、人工知能の規模を数千億~数兆個媒介変数規模に大幅に拡張した人工知能技術だ。韓国の主要企業も超巨大人工知能モデルの構築に大規模投資を進めている。
イム・ヘスク科学技術情報通信部長官は、「韓国の人工知能グローバル競争力を高めるために、政府と企業が人工知能投資戦略を共有し、最新の人工知能技術である超巨大人工知能生態系の活性化に向けた協力案を議論する有意義な場だった」とし、「今日議論された内容をもとに政府と企業が力を合わせ、韓国の人工知能競争力がさらに跳躍できるよう、政府も政策的支援を惜しまない」と述べた。
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