「台湾を国扱い」…謝罪に追い込まれたスイス高級時計ブランド、広告モデルの元K-POPアイドルが「契約解除」宣言(画像提供:wowkorea)
「台湾を国扱い」…謝罪に追い込まれたスイス高級時計ブランド、広告モデルの元K-POPアイドルが「契約解除」宣言(画像提供:wowkorea)
スイスの高級時計ブランド「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」が、台湾を国として扱っているとして中国ネットユーザーから批判を浴び、謝罪に追い込まれた中、広告モデルを務める韓国ボーイズグループ「EXO」出身の中国人歌手LUHAN(ルハン)が「契約解除」を宣言した。

LUHAN(元EXO) の最新ニュースまとめ

 LUHANの所属事務所は、中国SNS「微博(Weibo)」を通して「オーデマ ピゲ側が公開的に台湾を国のように扱う発言をしたことは、『ひとつの中国』という原則に深刻に違反している」とし、「グローバルプラットフォームを通じて英語と中国語で謝罪することを追求したが、誠実な謝罪は得られなかった」と説明。

 その上で「オーデマ ピゲとの協力関係を中断する」とし、「国益は何よりも重要であり、LUHANと所属会社は国家主権と領土の完全性を支持する」と強調した。

 これを前に韓国メディアは中国「北京日報」などの報道を引用し、オーデマ ピゲのCEOが先ごろ行われたインタビューで、台湾について「超近代的な最先端技術国家」と言及したと伝えた。

 この発言を受け、中国のネットユーザーは「台湾を国のように扱っている」として猛烈批判し、謝罪を要求。

 ネット上で批判が強まると、オーデマ ピゲ側は中国SNS「微博(Weibo)」を通じて、「先ごろ発生した誤った表現について、深くお詫び申し上げる。われわれは、国家の主権と領土の完全性を守ろうとする中国の立場を堅持する」と明かした。

 しかし韓国メディアは、中国側がオーデマ ピゲの謝罪について「ネットユーザーの反発を沈静化するためのものである」とした上で、「誠意がない」と非難していることを報じていた。

Copyrights(C)wowkorea.jp 4