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8日にイ・ヨン(李栄)国民の力議員室が行政安全部から提出された「2022年度予算案および基金運用計画案事業説明資料」によると、来年5月に退任する文大統領の年金算出額は約1億223万ウォン(約956万円)だ。
現行法上、前職大統領には支給当時の大統領報酬年額の95%を年金として支給する。 大統領報酬年額は年金支給日が属する大統領年俸月額の8.85倍だ。
資料によると、来年の大統領の年俸が今年の2億3822万7000ウォン(約2250万円)より5%引き上げられた2億5013万8350ウォン(約2360万円)だと仮定した場合、予想年俸月額は2084万4862.5ウォン(約197万円)だ。
これに8.85をかけた予想報酬年額は1億8447万7030ウォン(約1740万円)で、年金額(95%)は1億7525万3180ウォン(約1650万円)になる。 来年5月に退任する時期を勘案して7か月分に換算すれば1億223万1020ウォン(約966万円)で、1か月で約1460万ウォン(約138万円)程度となる。
ただ、文大統領は年俸引き上げ分を返納し、2019年から事実上年俸を凍結していると伝えられている。 このため、今年の年俸である2億2833万7000ウォン(約2150万円)を基準に年金額を算出した場合、1か月に約1390万ウォン(約132万円)を受け取ることになるものと推算される。
前職大統領年金を受けている元大統領は一人もいない状況だ。 弾劾決定を受けて退任したり、禁固以上の刑が確定した場合には年金を受け取ることができないが、パク・クネ(朴槿恵)元大統領をはじめチョン・ドゥファン(全斗煥)元大統領はともに懲役刑を受けたためだ。
ただ、キム・ヨンサム(金泳三)元大統領の配偶者であるソン・ミョンスン(孫明順)夫人、ノ・ムヒョン(盧武鉉)前大統領の配偶者であるクォン・ヤンスク(権良淑)夫人の2人は遺族年金を受けている。
文大統領への年金支給によって、前職大統領と遺族年金に対する政府の年間予算は今年約2億5600万ウォン(約2420万円)から来年4億ウォン(約3780万円)以上に増えることになる。
一方、政府は前職大統領に年金の他に交通費・通信費など礼遇補助金、秘書室活動費、車両支援費、国外旅費、民間診療費、介護支援費なども別途に支給している。
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