「東京オリンピック中継惨事」の韓国MBC、「行政指導」処分＝各国の紹介に原発事故や大統領暗殺

放送通信審議委員会が東京オリンピックの中継で物議をかもした韓国放送局「MBC」に対し、行政指導である「勧告」を決定した。

放送通信審議委は9日放送審議小委員会を開き、東京オリンピック中継の過程で不適切な資料写真と字幕などで議論となったMBCへの勧告を議決した。勧告は行政指導であり、放送社再許可審査の減点要因にはならない。

先立ってMBCは、東京オリンピック開会式の中継放送でウクライナ選手団が入場するときにチェルノブイリ原発事故の廃虚写真を表示した。エルサルバドルを紹介するときはビットコインの写真を、ハイチの選手団が入場するときは大統領暗殺を言及し暴動の写真を表示した。

視聴者からは不適切だという指摘を受け、批判が続くとMBCはこれについて謝罪文を出した後、パク・ソンジェ社長が記者会見を開き、謝罪していた。