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このため、1位のイ・ジェミョン(李在明)候補はこれまでの51.41%から53.71%に、2位のイ・ナギョン(李洛淵)候補は31.08%から32.46%に調整される見通しだ。決選投票なしに本選に直行しようとする李在明候補の立場としてはわずかながら、得票率の上方調整で余裕がさらに生じた。
イ・サンミン共に民主党選挙管理委員長はこの日、国会で開かれた全体会議で「丁世均候補の辞退による得票率算定方法を議決した」と明らかにした。
イ委員長は「特別党規に従い、丁候補が得た投票は無効処理する」とし「丁候補の得票が分母である有効投票数に含まれないよう計算し、それにより過半数を最終的に得た候補者が当選することになる」と説明した。
つまり、丁候補が得た票は全体の有権者投票数でも計算されない無効票になったということだ。
共に民主党は2007年の第17代大統領選挙でも、ユ・シミン(柳時敏)候補(当時)の途中辞退による無効票を有効投票数からも除外している。
ただし、当時は決選投票制度がなく順位だけが重要で、得票率は大きな意味がなかったため、今回の決定が論難になる可能性もある。
すぐにも李洛淵候補陣営などの追撃者たちは、反発する様子を見せているという。
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