◇国会行政安全委 世界スカウト大会巡りきょう懸案質疑 国会行政安全委員会は16日、全体会議を開き、12日に閉幕したボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」で発生した問題に関して懸案質疑を行う。李祥敏(
イ・サンミン)行政安全部長官が出席する。与野党は今大会の共同組織委員長である李氏に対し、ずさんな大会運営を巡って質疑を行う予定だ。野党側は中部の忠清北道清州市・五松で先月15日、地下車道が浸水して死傷者24人を出した事故など大雨への対応についても責任を問う計画で、与野党の攻防が予想される。◇北朝鮮が越境の米兵士に初言及 「亡命意思表明」 北朝鮮の朝鮮中央通信は、先月18日に韓国側から軍事境界線を越えて北朝鮮に入った在韓米軍の兵士、トラビス・キング2等兵が亡命する意思を示したと報じた。北朝鮮がこの兵士について言及するのは初めて。同通信はキング2等兵が北朝鮮に不法侵入したことを認め、「米軍内での非人間的な虐待や人種差別に反感を抱き、朝鮮民主主義人民共和国に行く決心をしたと自白した」と伝えた。また、「不平等な米国社会に幻滅を感じ、わが国か第三国に亡命する意思を表明した」と主張した。同通信はキング2等兵に対する調査は今後も続くとしており、すぐには解放されないとみられる。◇体感温度33度の猛暑続く 各地でにわか雨も 16日は、東海岸を除く大部分の地域で体感温度が33度以上の厳しい暑さが続く見通しだ。午後から夜にかけてソウルと京畿道の内陸、江原道西部、忠清道の内陸、全羅道東部、慶尚道、済州島でにわか雨が降ると予想される。慶尚北道の内陸と慶尚南道西部の内陸では、1時間に30~50ミリ前後の激しい雨が降るところがありそうだ。最高気温は25~33度の予報。都心部や西海岸、南海岸、済州島を中心に熱帯夜となるところがある。◇7月の日本ビール輸入量が不買運動前上回る 魚介類は減少続く 7月も日本からのビール輸入量が急増し、同月としては過去最大を記録した。日本の対韓輸出規制強化を受け韓国内で広がった日本製品の不買運動は事実上終わったといえる。一方、日本産魚介類の輸入量は4カ月連続で減少し、輸入額も約2年ぶりに1000万ドル(約14億5600万円)を下回った。東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出が近づいていることが影響したようだ。
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