【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は16日、バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使と電話会談し、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出を実質
ゼロにする炭素中立(カーボンニュートラル)を実現するための対策強化などについて意見交換した。 両氏は、気候変動対応の行動計画を話し合うため、米国が17日に主催する「エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)」の首脳級会合を、主要20カ国・地域(G20)の気候変動問題への対応に向けた意志を改めて確認する場にするとの認識で一致した。 MEFは米オバマ政権時に米国主導で作られた枠組み。トランプ政権では活動が中断していたが、今回バイデン大統領が主催することが発表された。今回の会合はオンラインで開催され、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も参加する。 両氏はまた、10月末から英国で開かれる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を成功させるための協力を強化し、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」で定めた目標を達成するため多方面で緊密に協力することを確認した。
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