また「脅威的な軍事的攻撃手段とはなり得ない」しながらも「その意図を注視していく」と明らかにした。
北朝鮮国防科学院のチャン・ジョンハ院長はきょう(20日)、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”を通じて発表した「南朝鮮(韓国)の未熟な水中発射弾道ミサイル」というタイトルの文章で「南朝鮮が、世界の潜水艦発射弾道ミサイルの保有国たちと肩を並べてようとしているのは、滑稽(こっけい)で驚く報道だ」とし「南朝鮮は、世界で “ゲームチェンジャー”と呼ばれる水中からの兵器が『北にだけあるのか、我々にもある』とかなり自慢したがっていたのだろう」と伝えた。
またチャン院長は、韓国が公開した報道資料と試験発射場面を具体的にみて「明確に、潜水艦発射弾道ミサイルではなかった」と一蹴した。
つづけて「射程距離が500キロメートル未満の戦術弾道ミサイルと判断する」とし「インドの戦術級潜水艦発射弾道ミサイル“K-15”を模倣したものだと認識できる」と主張した。
チャン院長は「今回、南朝鮮が公開し大きく宣伝したミサイルが水中発射弾道ミサイルだとすると、初歩的な “よちよち歩き”段階の水準にすぎないものだと評価する」とし「実用性の面でも、多くの軍事専門家たちが懐疑的な目でみるだろう」と批判した。
ただチャン院長は「しかし我々は、南朝鮮の水中発射弾道ミサイルの発展程度やその発言とは別に、南朝鮮が潜水艦の武器体系開発に執着しているということに注意を払い、その意図を注視している」と警戒心を示した。
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