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東西ドイツ統一31周年を記念してドイツのベルリンを訪問した李氏は3日(現地時間)、韓国メデイア「聯合ニュース」などとのインタビューで「まず何よりも、通信連絡線が復旧されることが重要だ」とこのように強調した。
南北は、通信連絡線が途絶えて約413日後の7月27日にこれを復旧したが、北朝鮮は2週間後に、8月10日の米韓合同軍事演習を問題視して、一方的に通信を再び遮断した。
ただ、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長は先月29日、最高人民会議での施政演説で、10月初めから関係悪化で断絶していた南北通信連絡線を復旧する考えを明らかにしている。
李氏は「通信連絡線が復旧され次第、オンラインで対話ができる映像システムを構築する。高位級や各分野別の合意内容を履行するために、これまで先延ばしにされてきた対話を進めることができるだろう」との見通しを示した。
来年2月の北京冬季五輪を南北対話再開のための機会にできるかという質問には、「他人の祭りに行って、喜ばしいと握手するより、私たちがお互い対話と協力のために熱い約束、お互い進展のための合意を成し遂げて、喜んで一緒に参加するのがいいのではないか」と答えた。
年内に高位級会談を行うのかと尋ねると、李氏は「時に応じて必要であればいつでも提案できる。互いに会う段取りを組まなければならない」と述べた。ただ、「今すぐに高位級での対話を再開したり、提案することは少し早いと思う」とし、「急いで段取りを組むよりは、落ち着いてしっかりと準備することがもっと重要だ」と話した。
李氏は「私たちが対話と協力の扉を再び開くためには、いくつかの障害が残っている」とし、「しかし、こうした障害は私たちが素早く乗り越えなければならない。そうした中で対話と協力のために、お互い忍耐し、知恵を出すべきだ」と強調した。
李氏はこの日、ドイツ連邦上院・下院議長の公式招待を受け、ザクセン・アンハルト州のハレ市で開かれるドイツ統一31周年記念式に出席する。ザクセン・アンハルト州のライナー・ハーゼロフ州首相兼連邦上院議長が主催する記念式には、ドイツのメルケル首相やシュタインマイヤー大統領、ショイブレ連邦下院議長らも招待された。
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