【ソウル聯合ニュース】64カ国・地域から約1000人が参加してオンライン・オフラインで開かれた「第25回世界韓人経済人大会」が14日、3日間の日程を終えて閉幕した。 世界韓人貿易協会(World-OKTA)と韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュース、ソウル市が共催した今回の大会は、中小企業と若者たちの海外進出の足掛かりを設ける成果を上げた。 中小企業32社がバンコク、ドバイ、ニューヨーク、シドニー、東京など6都市の韓人経済人約60人と商談を行い、海外販路を開拓。海外での就職を希望する求職者100人も、オンラインとオフラインで行われた採用面接を通じて海外進出の機会を得た。 韓国製品の海外市場進出支援や韓民族経済共同体の実現などを目的に1981年に設立されたWorld-OKTAは、64カ国・地域の138都市に支会を持ち、約3万2000人の会員が活動している。 今大会はWorld-OKTAの創立40周年記念行事を兼ねて開催され、金富謙(キム・ブギョム)首相、与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表、最大野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表、権七勝(クォン・チルスン)中小ベンチャー企業部長官、呉世勲(
オ・セフン)ソウル市長などが出席した。 この日行われた閉会式で、World-OKTAのハ・ヨンファ会長は「40年間World-OKTAの強力な韓人経済人ネットワーク構築のために尽力した先輩・後輩に敬意を表する」と述べた。 聯合ニュースの金賢峻(
キム・ヒョンジュン)常務は「韓国のステータスが向上し、影響力が日増しに高まるなかで先駆者の役割を果たしているのが世界の韓人経済人であり、民間外交官かつ立派な事業家、韓流伝道師として韓国の頼もしく大切な財産だ」と強調した。
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