クァク・キョンテク監督の映画『愛』で悪辣なチンピラ“チクォン”役を演じるキム・ミンジュンが、これまでのフンナム(※)のイメージを脱ぎ捨てて、悪辣としたチンピラに変身した。SBS『プラハの恋人』、『外科医ポン・ダルヒ』で、感情豊かなキャラクターを主に演じたキム・ミンジュンが、映画『愛』でデビュー後、初めて悪役を演じ、荒々しい訛りと顔の傷、蛇の刺青などでこれまでとは全く異なる姿を披露した。

キム・ミンジュン の最新ニュースまとめ

キム・ミンジュンは映画『愛』のシナリオを読み、演技変身を遂げたいとチクォン役を自ら志願したと伝えられている。チクォンはイノ(チュ・ジンモ)の人生を狂わせ、ミジュ(パク・シヨン)と別れさせるきっかけを与えるキャラクターで、これを演じきるためキム・ミンジュンは、前髪を上げ顔には深く刻まれた傷、体と腕などの蛇の刺青など、自らアイディアを出すなどして熱意を見せた。

このように情熱的にキャラクターに注いだ結果、初撮影当時、悪辣としたチンピラに完璧に変身したキム・ミンジュンを、現場スタッフたちまでもが気づかなかったとか。また先月行われた現場公開でも多くの取材陣がキム・ミンジュンに気づかないまま通り過ぎてしまうなど、笑えないエピソードもあったという。

デビュー以降初めて悪役を演じる、キム・ミンジュンの熱い演技変身が期待される映画『愛』は、来たるチュソク(旧盆)に公開される予定だ。
※フンナム~女性の心を和ませる男性を示す10代の造語。

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