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21日、韓国メディアのニューシスによると、野党「国民の力」のホン・ソクジュン議員が21日、国会で行われた科学技術情報放送通信委員会の国政監査で、「イカゲームが成功したのもネットフリックスのような生産システムがあったからだ」とし、「我々もネットフリックスのような"先行契約"で契約を制度化する必要があると考えているが、どう思うか」と質疑した。
しかし、金議長はこれに否定的な意見を示した。
金氏は「私はネットフリックスの先行契約方式が、プラットホームの方式より悪いと考える一人」とし、「イカゲームがいくら興行に成功しても、それ以上の収益を得られる構造ではないから」と述べた。
続いて「より多くの収益を創出できるプラットフォーム方式に転換できるよう、法的な問題から社会的な合意など様々な問題を一つずつ解決することが、韓国の経済成長を一段階アップグレードさせる方法だと個人的に考えている」と付け加えた。
ネットフリックスは、コンテンツ制作費の110%に当たる金額を前払いする。その代わり、コンテンツの全ての著作権をネットフリックスが手にするため、コンテンツが成功しても、制作会社は一定の収益以上を手にすることができないのが現状だ。このため、ネットフリックスが「イカゲーム」で莫大な利益を得たのに対し、製作会社は興行成績に比べて大きな収益を上げることができなかった。
一方、ネットフリックスはイカゲームなどのヒットもあって、昨年同期より加入者が2倍に増えたという。
20日、経済紙のファイナンシャルニュースによると、韓国ドラマ「イカゲーム」を前面に出した米国のオンライン動画ストリーミング(OTT)会社であるネットフリックスが、予想通り加入者の大幅増加と実績改善を収めたことが分かった。
夏季には、一般的に野外活動などが増え加入者の増加傾向が鈍化する。しかし、今年はイカゲームのヒットもあってか、加入者が大幅に増加した。昨年同期の増加幅の2倍に達した。
ネットフリックスは第3四半期(7~9月)に自社予想を上回る440万人が新たに加入したと発表した。このうち半分は、アジア太平洋地域の新規加入者だった。昨年7~9月期加入者の増加幅と同じ220万人がアジア太平洋地域で新たに加入した。昨年7~9月期には新型コロナウイルス感染症のパンデミックもあってか、ネットフリックス加入者数は220万人増にとどまり、予想を下回った。
増加の理由はスペインの犯罪スリラー「ペーパー・ハウス」をはじめとする人気シリーズの後続作が公開されたのに続き、韓国ドラマ「イカゲーム」が国際現象になるほど旋風的な人気を呼び、加入者が大幅に増えたという見方もある。
ネットフリックスの全世界の加入者数は、これで2億1360万人になった。ネットフリックスは350万人の増加を予想したが、実際の増加幅はこれより90万人も多かった。市場では384万人の増加を予想していた。
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