LPG燃料推進船舶が釜山で試験運転を開始、エコ船舶に加速度=韓国(画像提供:wowkorea)
LPG燃料推進船舶が釜山で試験運転を開始、エコ船舶に加速度=韓国(画像提供:wowkorea)
海洋水産部は試験および開発を進めている液化天然ガス(LPG)燃料推進船舶2隻が、11月5日から2024年7月31日まで、船舶安全法の適用免除措置を受け、釜山海洋モビリティ―国際自由特区海域で臨時航海すると発表した。

LPG の最新ニュースまとめ

これにより、LPG燃料推進船舶の性能評価と安全性確認のための実証を進める基盤を整えた。

今回の実証に投入されるLPG燃料推進船舶のうち1隻は全長24メートル未満の中型船舶で、LPGと電気で推進可能なハイブリッド方式を採用している。またもう1隻は全長12メートル未満の小型船舶だ。既存の小型船舶に使われる船外機の燃料として、ガソリンの代わりにLPGに代替できるよう関連部品を改造および開発し、試験運航を行うこととなった。

これに先立ち海洋水産部はエコ船舶の開発および商用化を支援するため2019年、国際海事機関(IMO)に対し「LPG燃料推進船舶の安全規定臨時指針」の制定を提案した。2023年の制定を目標に、IMOで議論を続けている。

今回の実証の特例は、LPG燃料推進船舶の安全基準策定に必要な運航実績を確保するのにも有効だとみられる。


Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101