韓国政府「先週の感染者、平均2133人…5週間ぶりに2000人台を記録」

先週（10月31～11月6日）の1日平均の新型コロナウイルス感染者は2133人で、5週間ぶりに再び2000人台を記録した。実効再生産数も1.20を記録し、3週間連続で増加の流れをみせており、7月中旬（1.32）以来の最高値を記録した。

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中央災難安全対策本部のイ・スンウ第2総括調整官（行政安全部・災難安全管理本部長）は8日、政府セジョン（世宗）庁舎で開かれた対策本部会議でこのように明らかにし、「段階的な日常回復へ転換してから初めての週末が終わり、サービス業を中心に消費と雇用が改善されるなど、景気回復に対する期待感が高まっている」とし、「しかし防疫状況は依然として困難な状態」と指摘した。

対策本部によると、先週の平均重症者は365人で、10月最終週より9.6%増加した。週間平均死亡者は18人で、死亡者のほとんどは60代以上であることがわかった。

特に平均感染者数は2133人で、10代以下と老年層を中心に増加した。9月5週目（2488人）以来の最高値を記録し、5週間ぶりに再び2000人台を突破した。

イ第2総括調整官は、「学校、宗教施設、市場、病院などで集団感染が多数発生している」とし、「実行再生産数も7月中旬（1.32）以来の最高値である1.20となり、3週間連続で増加している」と話した。

また、「先週の行政命令により患者の病床を最大1767床確保できるよう措置をとり、日常回復に伴う感染の再拡散状況に備えている」とし、「診断検査の力量も大幅に拡大し、1日の最大診断検査量（11月1日基準）は68万件と、10月より28.3%増加した」と説明した。