BoA の最新ニュースまとめ
8日(現地時間)早朝、ニューヨーク・ジョンエフケネディ(JFK)国際空港の第1ターミナル到着場は風船を手に持った人々で一杯だった。空港のあちこちにネームカードがきらめき、到着ロビーはお祭りのようだった。
人混みの中、アルファベット「M」と「I」が書かれたヘリウム風船が空中に浮かび上がった。マンハッタン在住のオストヴァルトさん(37)の2人の娘が、祖母エクレマンさん(70)を迎えるため「OMI」(ドイツ語で祖母)と書かれた風船を浮かべたのだ。午後3時過ぎにエクレマンさんが空港に到着すると、オストヴァルトさんと孫たちはすぐさま駆けつけて抱き合った。オストバルトさんは「(お母さんは)孤立していた」とし「もし旅行制限がなかったら娘たちは祖母にたくさん会えたはず」と話した。
カップルの再会も続いた。米国でバンク・オブ・アメリカ(BoA)のプロジェクトマネージャーとして勤務しているニルミット・シェラート氏(31)は、ニューヨークのニューアーク国際空港で恋人を探していた。彼の恋人ジョリー・デイビットさん(30)が故郷のインド・グジャラート州に滞在するようになってから、二人は去年の冬以降会えていなかった。空港の廊下でお互いを見つけた2人は、手にしていたキャリーバックを後ろに抱き合った。
「『アップルの壁』が壊れました」 これまでフェイスタイムや音声通話で寂しさを紛らわしてきたニルミット氏は、「アップルの機器を通じてではなく、実際にガールフレンドと出会えて嬉しい」と心境を述べた。
米国が33カ国に入国制限を解くと、世界全域の空港がごった返した。特に、英国ロンドンのヒースロー空港では、星条旗模様の衣装を着た人々が米国行きの再開を祝った。
米ニューヨークタイムズによると、同日からワクチン接種証明書と3日以内のコロナ陰性証明書を提出した海外訪問者は米国に入国できる。
今回の措置で米国をはじめ、世界旅行業界が活気を取り戻すだろうとの見通しが出ている。これまで大西洋沿岸の国家は、米国が外国人の入国を禁止したことに不満を示してきた。欧州連合(EU)は今年夏からワクチン接種を受けた米国人の旅行を認めてきた。
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