中国国家統計局が最近発刊した統計年報によると、2000~2010年に生まれた人口は1億7250万人と集計された。
中国の人口調査は10年に一度ずつ実施されるが、2010年11月に発表した第6回人口調査では、同じ期間の新生児数が1億6090万人だった。以前の人口調査の結果より1160万人が増加したことになる。
ブルームバーグ通信はこのような差が出たことについて、「一人っ子政策」の影響を受けた可能性が大きいと分析した。
二人目または三人目の子どもが生まれても、処罰を避けるために出生届を出さなかったのだ。
中国は急激な人口増加を防ぐために、1970年代に「一人っ子政策」を導入した。中国は2013年に政策を一部緩和し、2015年には廃止して2人目まで認めており、今年からは3人目までに拡大した。
新しく登録された人の57%が女の子であり、男の子が好まれる思想のため、女の子の出生届を出さなかったという可能性が指摘されている。
また、2010年の人口調査が11月1日に実施され、その年の11月と12月の出生児が統計から漏れ落ちている可能性もある。
ブルームバーグ通信は「世界で最も人口が多い国の人口を正確に集計するのがどれほど難しいかを示している」とし「2011~2017年の出生率も上方修正され、2010年以降の出生児数の計算にも問題があることを示している」と付け加えた。
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