韓国文化体育観光部長官「中国五輪参加を前提に準備、南北参加も推進」

韓国文化体育観光部のファン・ヒ長官が、来年の北京冬季オリンピックへの参加への米国の「外交的ボイコット」の動きについて、「北京オリンピックは出場を前提に準備を進めている」と述べた。また、南北がともに参加できるプログラムがあれば、積極的に推進するという政府の意志も再確認した。

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　ファン長官は25日、韓国体育記者連盟所属マスコミ社の部長団との懇談会で、「政治とスポーツは分離すべきだというのが、政府の基本的立場」とし、このように明らかにした。

　続いて「南北が共にできるプログラムがあれば積極的に推進する計画」とし「IOC制裁が部分的に解ければ共同応援、共同入場などが可能になるだろう」と述べた。

　北朝鮮は東京五輪に参加しなかったため、IOCから北朝鮮五輪委員会の資格を停止され、北京五輪への参加が事実上不可能な状態だ。

　ファン長官は「バイデン米大統領がまだ公式的なボイコット宣言をしたのではなく、外交的ボイコットに触れたもので、外交的に解決される余地がある」とし「外交的努力とは別に、スポーツを通じた南北間交流協力案を模索する」と述べた。