今回の投資でGSリテールは、カカオモビリティの持分約1.3%を確保する。
実店舗とオンラインの流通全般において強みを持つGSリテールの総合的な商取引能力に、カカオモビリティのビッグデータや技術力を合わせ、デジタル物流技術の革新を目指す。
カカオモビリティの自律走行および近接走行技術と、GSリテールの店舗網、物流倉庫、配送車両といった物流インフラとを組み合わせ、多様な次世代物流技術の商用化を早めることも可能との展望だ。
両社は電気自動車(EV)を使ったラストマイル・デリバリー(購入者の手元までの配送)の物流拠点を構築し、EV拡散のための新事業発掘を行って企業の環境・社会・ガバナンス(ESG)経営の拡大を図る。
またコンビニエンスストア「GS25」やオンラインモール「GSショップ」など、GSリテールの多様な流通網とカカオモビリティのサービスを連動し、両社の顧客に差別化されたサービスを提供する予定だ。
GSリテールの店舗を配達サービス「カカオTクイック」サービスの拠点として活用したり、カカオモビリティの膨大な移動ビッグデータを活用して、GSリテールの物流ネットワークを最適化する方針なども検討するとみられる。
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