国防部(防衛省に相当)普通軍事裁判所はきょう、「軍人など強制わいせつ致傷」と特定犯罪加重処罰法上の「報復脅迫」などの容疑で拘束起訴されたチャン中士に対する1審宣告公判を開き、このように宣告した。
これに先立ち、軍検察は10月8日に開かれた結審公判でチャン中士に懲役15年を求刑していた。
チャン中士は空軍第20戦闘飛行団に勤務していた当時、部隊外での夕食会に参加した後、宿所に戻る車内で後任の故イ・イェラム中士にセクハラした。チャン中士はその後、イ中士にメッセージを送り、通報できないように脅迫した。
被害者のイ中士はチャン中士からのセクハラ被害事実を通報した後、別の部隊(第15特殊任務飛行団)に異動したものの、セクハラ事件発生から約2か月後の5月21日に自ら命を絶った。その後、この事件がメディアに報道される中で、イ中士のセクハラ被害の通報過程において、チャン中士だけでなく別の上官らも事件を隠ぺいするための懐柔・脅迫などの2次加害を加えていたことが明らかになり、これと関連した裁判が現在進められている状況だ。
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