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22日、保健福祉部中央事故収拾本部によると、21日午後5時時点の全国のコロナ重症病床使用率は79.2%で、全体1337床のうち1059床が埋まった。20日の80.7%よりやや下がったものの、飽和状態が続いている。
重患者の病床は入院・退院手続きと余分の病床確保などの理由で100%使用できないだけに、政府は使用率が75%を超えれば「危険」と見なし、80%を超えれば事実上飽和状態とみている。
感染患者が集中的に発生する首都圏の重症病床使用率は85.7%(837床のうち717床を使用)で、前日の87.7%に比べて多少下がった。ソウルは85.7%(371か所のうち318か所で使用)、仁川は89.4%(85か所のうち76か所で使用)、京畿道は84.8%(381か所のうち323か所で使用)だった。
政府は同日、入院指針を破って21日以上重患者室に滞在している重患者のうち、入院治療が必要ではないと判断した210人に転院命令書を送った。
これに先立って、政府は病床運営の効率化のため、在院期間が20日以上の患者を一般患者用の集中治療室や、他の病院に転院させるという指針を発表した。患者が転院を拒否した場合、感染病予防法に従い、診療による本人負担金と過料が科されることもある。
ただ、中央捜査本部のイ・スラン患者病床管理班長はこの日の会見で「20日が過ぎたすべての患者を転室・転院させるのではなく、免疫低下や一部例外的事由に該当すれば、コロナ重患者室に再院できる」と付け加えた。
政府は1日新規感染患者が1万5000人発生する場合に備え、病床を拡充することにした。
キム・ブギョム(金富謙)首相はこの日、中央災害安全対策本部会議で「現在1万5000以上の中等症以上用の病床を、来年1月中旬までにさらに1万以上確保する」とし、「このため、国立中央医療院、ソウル医療院、報勲病院など一部の公共病院を空けて、コロナ専門病院にする」と明らかにした。
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