救急車の前に並ぶ北朝鮮の防疫関係者(資料写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
救急車の前に並ぶ北朝鮮の防疫関係者(資料写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央放送は5日、新年に入り、新型コロナウイルスの流入と感染を徹底的に遮断するための「非常防疫戦」が一層強化されていると伝えた。世界中で新型コロナとの闘いが3年目に入った今も北朝鮮は「感染者数ゼロ」を主張しているが、ウイルスの流入と万が一の感染拡大の可能性に神経をとがらせている様子がうかがえる。

ゼロ の最新ニュースまとめ

 朝鮮労働党中央委員会は昨年12月27~31日に第8期第4回総会を開き、新型コロナ対応を「国家事業の第一順位」に据え、「ささいな緩みや抜かりもなく強力に展開していかなければならない最重大事業」に掲げた。手洗いやマスク着用、消毒などの基本的な対策は昨年と変わりないが、防疫の重要性が強調されただけに、さらに警戒を強めているようだ。

 中央放送はこの日、「平壌市と沿線、沿岸地域の主要地点と周辺地域で非常防疫の実態を具体的に把握し、わずかなすきも発生しないよう先んじて関心を向けている」と伝えた。


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