ソウル市、最大3千万ウォンを支援する「性平等基金」を20日まで受付=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市、最大3千万ウォンを支援する「性平等基金」を20日まで受付=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市は6日、性平等文化の拡散のための政策を推進する「2022年性平等基金公募事業」を実施すると発表した。今年の支援総額は8億ウォン(約7700万円)で、1つの事業ごとに最大3000万ウォン(約290万円)を支援する。

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 性平等基金公募事業は現状に合わせた社会問題の解決のため、毎年公募事業分野を再編している。

 今年はコロナ以降、非対面の動きが広がる中での性差別的環境・文化改善など、さまざまな場所で必要とされる事業を支援する。

 申請資格は、性平等文化の拡散を目的に活動するソウル市の女性団体と非営利団体、または非営利法人である。

 団体別に1事業を申し込むことができ、コンソーシアム参加団体の場合も1事業を申し込んだものとみなされる。

 また、性平等政策を地域に拡散させ根付かせるため、非営利団体や非営利法人に登録されていない地域中心の草の根団体の場合も、定款および固有番号証を提出すれば申請が可能だ。

 申請された事業については、事業の適正性、金額算定の適正性、団体の事業遂行能力、直近1年間の性平等関連事業の推進実績などを考慮し、「ソウル市性平等基金運用審議会」の審査を経て選定する。

 選定団体はソウル市ホームページおよびソウル市補助金統合管理システムを通じて公開し、選定団体に個別通知する予定だ。

 参加希望団体はインターネットを通じて申し込むことができる。この日の午前9時から20日午後6時まで、ソウル市補助金統合管理システムから申請できる。

 ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は「今回の性平等基金公募事業に経験と力量のある民間団体及び機関が多く参加し、コロナの中でも揺らぐことなく市民の日常の中で、性平等文化が定着することを期待する」と述べた。
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