選挙管理委員会、尹錫悦候補夫人の「1億ウォンあげることもできる」発言、「公職選挙法違反の判断は困難」=韓国(画像提供:wowkorea)
選挙管理委員会、尹錫悦候補夫人の「1億ウォンあげることもできる」発言、「公職選挙法違反の判断は困難」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の中央選挙管理委員会はユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力(野党第一党)大統領選候補のキム・ゴンヒ夫人の「キャンプに来れば1億ウォン(約946万円)あげることもできる」という発言について「公職選挙法違反かどうかは判断しにくい」という考えを伝えた。

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18日、選挙管理委員会は「短い対話の録音だけでは全体的な対話内容、対話の脈絡と発言意図などを把握することが難しいため、現状況では法律違反とは判断し難い」と明らかにした。

キム夫人がユーチューブメディアの‘ソウルの声’のイ・ミョンス記者に「お姉さんがあげることもできるから、お姉さんが弟にあげるんだ」と言ったことも選挙管理委員会は「放送された部分だけでは、公職選挙法第113条(寄付行為禁止)、第97条(報道する者に対する金品および接待禁止)違反なのかどうか、判断が難しい」と見ている。

MBCは、イ記者がコバナコンテンツ事務室で講演をし、キム夫人が記者に講演料として105万ウォン(約9万9000円)を渡したと伝えた。

これに先立ち、共に民主党(与党)はキム夫人の‘7時間通話’の内容をもとに「キム夫人が公職選挙法に違反した」と主張した。

ユン・ホジュン(尹昊重)共に民主党院内代表はこの日、院内対策会議で「キム夫人が現職記者を相手に1億ウォンを提案したのは公職選挙法上の寄付行為禁止などに違反する。また、当該記者が党内選挙キャンプ関係者を相手に第3の場所で選挙戦略を教育したことは不法選挙事務所開設に該当する」と主張した。

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