韓国の文化体育観光部長官「北朝鮮との交流に期待…韓流制限令の解除を目指す」(画像提供:wowkorea)
韓国の文化体育観光部長官「北朝鮮との交流に期待…韓流制限令の解除を目指す」(画像提供:wowkorea)
4日に開幕する2022北京冬季オリンピックに韓国政府を代表して出席するファン・ヒ文化体育観光部長官(55)が、オリンピックを契機に限韓令(韓流制限令)に関連する問題を解決したいという立場を明らかにした。

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 また、オリンピック不参加の意思を明らかにした北朝鮮関係者が、外交レベルで今回訪中する場合、南北関係の改善に向けて努力するという意志も伝えた。

 ファン長官は最近行った聯合ニュースとのインタビューで「様々な交流チャンネルを通じて限韓令に関する問題を解決したい。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ委員長や中国体育関係者だけでなく文化芸術関係者にも会う」と述べた。

 北朝鮮の北京冬季オリンピック不参加については「もし北朝鮮の関係者が中国を外交レベルで訪問すれば(南北交流)の扉を開く小さなきっかけも作れるのではないかという個人的な期待もある」と付け加えた。

 ファン長官は3日に出国し、翌日(4日)に開かれる開幕式に出席するなど、政府代表団団長として公式日程を進める。韓国政府は今回の代表団派遣について、「△直前の冬季オリンピック開催国としての役割△北京オリンピックの意義△これまでのオリンピック参加の慣例や中韓関係△コロナの状況などを総合的に考慮して最終決定した」と説明した。

 これまで韓国政府は「2022北京冬季オリンピック」が「2018平昌冬季オリンピック」と「2020東京夏季オリンピック」に続く北東アジア連続オリンピックとして、北東アジアと世界平和と繁栄、南北関係に貢献することを希望するという立場を明らかにしてきた。

 ファン長官は開幕式に参加するだけでなく、試合などを観戦しながら韓国選手団を応援・激励し、韓国選手団が安全に大会に参加できるよう、現場で支援・点検する計画だ。また、オリンピック関係者と会って「2024江原冬季青少年オリンピック」の開催成功を支持するとともに広報するなど、スポーツ外交活動も積極的に行う予定だ。

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