5日(現地時間)dpa通信は、イスラエルの新型コロナ重症患者は史上最大の1229人と集計されたと報じた。100万人当たり、一日の死亡者数も5人水準まで増えたと付け加えた。
イスラエルは2020年末からワクチンの普及に乗り出し、高い接種率で集団免疫に近接したという評価を受け、1・2回目、ブースターショット接種も最初に施行した。
英国高級日刊紙デイリー・テレグラフは、オミクロン変異が流行する状況下で、防疫制限を緩和し、状況が悪化したと分析した。
イスラエルは先月、ワクチン接種を終えた外国人の入国を全面許可した。また今月に入り、ワクチン未接種者の公共施設の利用を制限する「グリーンパス」の適用対象を縮小した。
一方、ブースターショットの効果が落ちたという主張もある。昨年8月に接種した一次ブースターショットの効果が、時間が経つにつれ、減少しているのではないかという分析だ。
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