ショートトラック混合リレーで中国が「疑惑の金」、ロシア帰化の“韓国人指導者”にバッシング=韓国(画像提供:wowkorea)
ショートトラック混合リレーで中国が「疑惑の金」、ロシア帰化の“韓国人指導者”にバッシング=韓国(画像提供:wowkorea)
中国代表がショートトラック混合リレーの初代金メダルを獲得した中、「重大疑惑」があったとして韓国と米国が猛抗議。怒りの矛先は、ロシアに帰化し、現在は中国チームのコーチとして活動中のアン・ヒョンス(ヴィクトル・アン)に向いている。

アン・ヒョンス(ヴィクトル・アン) の最新ニュースまとめ

 韓国で「疑惑」と報じられているのは、中国が出場した準決勝2組のレース。韓国メディア「デーリアン」は、「中国は3位で脱落したが、ビデオ判定の結果、レース中に米国とロシアオリンピック委員会(ROC)から妨害を受けたとして決勝に上がる『恩恵』を受けた」とし、2位に入った米国が失格で中国が繰り上がりで決勝に進出したと報じた。

 同メディアは反則とされた場面を分析し、「理解できない判定だ。14周を残して走者を変える過程で中国が邪魔されたのは事実だが、直接的な妨害をしたROCのペナルティーは妥当であっても、米国も失格とした部分は疑惑とされても致し方ない」として米国の失格を疑問視した。

 また、「審判団は、米国とROCを脱落させて中国を無理やり決勝に進出させ、これがきっかけで中国が開催国の利点を生かして金メダルを獲得した」と批判した。

 韓国のネットユーザーからは中国チームのコーチを務めているアン・ヒョンスに批判の声が殺到。「帰化主義者」、「国(韓国)を捨てて国籍はロシア、そして金は中国からもらって生きているのですか?」、「すべては金のため母国を捨てて、主権や利権まで他国に売っているのですね」など、きつい言葉がSNS上で飛び交っている。
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