アン・ヒョンス(ヴィクトル・アン) の最新ニュースまとめ
韓国メディア「イーデイリー」は9日、ショートトラック練習会場で韓国メディアから取材要請を受けたアン・ヒョンスは「忙しい」との理由でインタビューを拒否し、その後、中国メディアを意識したのかSNSに投稿した文章も削除したと報じた。
これに先立ちアン・ヒョンスは8日、自身のSNSに「オリンピックという舞台が選手たちにとってどれほど切実で重要か知っているため、今起きている判定問題が現場で見守っている先輩、チームメイト、そして指導者として残念な気持ちだ」と書き込んでいた。
2022北京冬季オリンピックのショートトラック種目では連日、釈然としない判定で議論が起きている。
5日のショートトラック2000メートル混合リレーでは、中国が選手間タッチをしなくてもペナルティーを受けずに決勝に進出して金メダルを獲得。また、7日に行われた男子1000メートルでは中国のメダル獲得のための不可解な判定がさらに強まった。韓国代表チームのファン・デホン(黄大憲)が準決勝1組で中国選手2人を抜いて1位でゴールしたが、接触がなかったにもかかわらずレーン変更を遅らせたという理由で失格となった。準決勝2組に出場したイ・ジュンソ(李俊瑞)もやはりレーン変更反則のためペナルティー判定を受けたが、これも納得し難い判定だと韓国で報じられている。
中国の度を越した「ホームアドバンテージ」が猛威を振るうと、北京五輪を控えて中国の技術コーチとなった韓国ショートトラックの皇帝=アン・ヒョンスに非難の矛先が向けられていた。
これに対して、アン・ヒョンスはSNSに「現在直面している全ての状況は、過去の自分の選択や過ちによって作られたもので、わたしはいかなる非難も謙虚に受け止める。しかし、何の罪もない家族が傷つけられ、苦しんでいるということが、今のわたしにとっては最も苦痛でつらいことだ」と訴えた。
また「個人の考えや意見はそれぞれ違うこともあるので、自分がすべきことが誰かに批判されるべきことならば甘受するし、自分が背負っている関心の重さに比べて常に至らない人間だと思い、より責任感をもって模範となる人になれるよう常に努力しながら生きる」とつづっていた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 4