【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が猛威を振るっており、芸能界では活動のスケジュールにも支障が出ている。7人組男性グループENHYPEN(エンハイプン)のSUNOO(ソヌ)さん、4人組男性ボーカルグループ2AMのチョグォンさんの新型コロナ感染がそれぞれ11日までに確認された。 ENHYPENの所属事務所は11日、SUNOOさんに発熱と風邪のような症状が現れ、PCR検査を受けたところ10日に感染が確認されたと発表した。2回のワクチン接種は終わっていた。防疫指針に従って療養中だという。 SUNOOさん以外の6人のメンバーは、PCR検査で全員陰性だった。ENHYPENは昨年9月、撮影現場でスタッフの中から感染者が出た後、SUNOOさんを除く6人のメンバーも感染が確認された。 今回のSUNOOさんの感染を受け、所属事務所は、SUNOOさんとJUNGWON(ジョンウォン)さんが13日から予定していたラジオ番組のDJとしての活動開始が1週間先送りされると伝えた。 また、2AMのチョグォンさんは、2AMのコンサート前日に感染が判明した。チョグォンさんの所属事務所によると、11日にPCR検査で陽性の結果が出た。チョグォンさんは3回目の接種も受けた後だったとされる。 2AMは12、13の両日、9年ぶりとなるソロコンサートをソウルで開催し、オンラインでも配信予定だったが、プロモーターは「公演は取りやめとなった」と発表した。今後の新型コロナの感染状況や各自治体の対応などを踏まえてあらためて企画するという。
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