第12回<釜山国際映画祭(PIFF)>が4日に開幕する。“海の都市”釜山は12日まで“映画の海”となる。
 
開幕式は午後7時から釜山・海雲台区の水営湾ヨット競技場野外上映館で、チャン・ジュンファン監督と女優のムン・ソリのMCで行われる。第79回<アカデミー賞>で名誉賞を受賞したイタリア人作曲家・指揮者のエンニオ・モリコーネが見守るなか、視覚障害を克服して活躍するハモニカ演奏者のチョン・ジェドクが、釜山シンフォニーオーケストラとともにモリコーネ作品『ミッション』『ニュー・シネマ・パラダイス』を演奏する。

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今年の映画祭では、オープニング作の馮小剛監督(中国)『集結号』、クロージング作の摩砂雪・鶴巻和哉監督(日本)『エヴァンゲリオン新劇場版:序』をはじめ、64ヶ国275の招待作品が上映される。世界初の公式上映、ワールド・プレミアは過去最多の66作品、海外初上映のインターナショナル・プレミアが26作品、アジア初上映のアジア・プレミアが101作品に上る。

また、今年からは世界的な巨匠の新作や話題作、ワールド・プレミアを紹介する<GALAプレゼンテーション>、有望な若手作家を紹介する<フラッシュフォワード>などが新設され、全11プログラムが進行される。ヤン・ジュナム監督の『迷夢』など、今年文化財に登録された7作品と、1950~1960年代の国民俳優キム・スンホを取り上げた<韓国映画回顧展>、今年6月に亡くなったエドワード・ヤン(楊徳昌)監督の特別展など、多彩な特別プログラムも準備されている。

映画祭期間中はイム・グォンテク、イ・チャンドン、ホウ・シャオシェン(台湾)ら国内外の有名監督のほか、アン・ソンギ、パク・チュンフン、カン・スヨン、ミシェル・ヨー(楊紫瓊)らスター俳優が大挙釜山を訪れる予定だ。


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