ドラマ「39歳」、監督が語る裏話…(画像提供:wowkorea)
ドラマ「39歳」、監督が語る裏話…(画像提供:wowkorea)
ドラマ「39歳」の演出を務めるキム・サンホ監督が、キャスティングの裏話を伝えた。

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 JTBCの新・水木ドラマ「39歳」は、40歳を目前にした3人の女友だちの友情と愛、人生についての深みある物語を描いた現実ヒューマンロマンスドラマだ。

 キム・サンホ監督は、「『39歳』は、俳優たちの細かい演技が素晴らしい作品」と話した。

 まずキム・サンホ監督は、「ミジョ(ソン・イェジン扮)は、キャラクター的に完璧主義者に近い人物だ。養子だったが、裕福な家庭で十分に愛され正しく育ち、外見も内面も美しい」と説明した。続けて、「このような完璧な人物を演じるとき、視聴者の方々に信頼感を与えるには、実際演じる俳優が与えるイメージが、何より重要だ。そういう面で、ソン・イェジンさんはミジョに完璧に合う女優だった。また、ミジョが、3人の中でリーダー的存在なので、俳優が与える安定感も重要だが、ソン・イェジンさんはすべての面で、ミジョそのものだった」として、深い信頼感を表わした。

 一方で、「3人の中で最も個性が強いのがチャニョン(チョン・ミド扮)だ。(演じる)俳優と合わなければ、もしかするとお互いの魅力がマイナスになりかねないので、慎重に選ばなければならなかった」と話した。だが、「チョン・ミドさんは、キャラクターの魅力を最大化する点で天才的だ。徹底的にキャラクターになりきり、真心を込めて演じる女優」と称賛した。

 キム・サンホ監督は、キャスティング段階で最も悩んだ人物にチャン・ジュヒ役を挙げた。「キャスティングを悩んでいるときに、先にキャスティングされたソン・イェジンさん、チョン・ミドさんに推薦する女優はいるかと相談して、キム・ジヒョンさんを知った。そのときちょうど(ミュージカルの)公演中だったので、すぐに見に行ったが、そのミュージカルを見て確信が持てた」として、当時を振り返った。また、「キム・ジヒョンさんが持っている爆発的なエネルギーが、ジュヒを演じれば良いシナジーとして表現されると思った。実際に、ジュヒははるかに魅力的なキャラクターになった」として期待感をあおった。

 最後に監督は、「『39歳』は、チャニョンが余命宣告を受けて、人生に“終わり”があることを実感し、“終わり”を実感して初めて”現在の大切さ”を悟る。死について語るドラマではなく、死を実感して初めて人生に真剣に向き合うことになるドラマ」として、企画意図を指摘した。加えて、「友だちの死を前に、現在の人生を真剣に生きていく3人の姿を見せながら、本当の人生の意味を描く作品になると思う」として願いも伝えた。

 このように、3人の女友だちのきらびやかな三十九の年の物語で、胸が熱くなる感動を越えてヒーリングをプレゼントするJTBCの新しい水木ドラマ「39歳」は、韓国で2月16日水曜日午後10時30分からスタートする。
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