◇北京五輪出場のショートトラック3選手 兵役特例制度の対象に 北京冬季五輪スピードスケート・ショートトラック男子韓国代表5人のうち、李俊瑞(イ・ジュンソ)、朴章ヒョク(パク・ジャンヒョク)、金東ウク(
キム・ドンウク)が兵役特例制度の対象となった。現行の兵役法によると、五輪3位以上の入賞者とアジア大会1位の入賞者は体育要員として代替服務が認められる。今大会出場選手の中から兵役特例対象者が出たのは初めて。韓国は16日に行われたショートトラック男子5000メートルリレーの決勝で銀メダルを獲得。李、朴、金の3人が特例の対象になった。◇北朝鮮ミサイル迎撃の韓国空軍組織 「防衛司令部」に拡大へ 空軍で北朝鮮ミサイル防衛の中心的な役割を担っている空軍防空誘導弾司令部が、4月に「空軍ミサイル防衛司令部」に拡大・再編される。国防部は「早期警戒レーダーの追加導入、弾道ミサイル迎撃システム『天弓2』など主要戦力の増強と並行し、主たる任務に合致するよう組織再編を進める」と説明した。今回の組織再編は、軍で開発が大詰めとされる長距離地対空ミサイル(LSAM)の実戦配備だけでなく、この先、宇宙分野でのミサイル防衛能力の向上などを見据えたものとみられる。◇21年の財政赤字2.9兆円超 コロナで歳出が過去最高 政府の2021年の歳出が過去最高を記録し、歳入を上回った。財政赤字は30兆ウォン(約2兆9000億円)台に上ると推計される。企画財政部が発表した財政動向によると、21年の財政収入(歳入)は7月の第2次補正予算編成時の見込み(514兆6000億ウォン)を上回る570兆ウォン水準と推計された。一方、21年の歳出は前年比約50兆ウォン増の600兆ウォンと推計された。新型コロナウイルス感染防止に向けた防疫措置による損失補償などのため過去最大規模の財政出動が行われ、初めて600兆ウォンの大台に乗った。◇来月半ばに感染者数27万人で頭打ち 防疫規制緩和でさらに増加も 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の影響で感染者が急増する中、来月中旬には1日当たりの感染者数が27万人程度で頭打ちとなるとの見通しが示された。国家数理科学研究所で新型コロナの感染拡大予測を研究するシム・ウンハ崇実大教授がCBSラジオのインタビューで明らかにした。シム氏は政府が防疫対策「社会的距離の確保」を緩和した場合、感染者の規模はさらに増える可能性があるとして懸念を示した。◇重症者・死者増加 防疫措置緩和巡り悩む防疫当局 新型コロナの重篤・重症患者や死者が増加する中、防疫当局は防疫対策「社会的距離の確保」の調整を巡って苦心している。政府は17日に新型コロナ日常回復支援委員会のテレビ会議を開き、調整案について議論した。中央災難(災害)安全対策本部は会議の内容を反映して調整案を決定し、18日に発表する。政府は飲食店、カフェなどの営業時間を1時間延長して午後10時までとし、私的な集まりの人数を8人まで認める内容を検討しているとされる。◇東部・盈徳の山火事 被害面積400ヘクタールと推定 東部の慶尚北道盈徳郡で発生した山火事について、崔炳アム(チェ・ビョンアム)山林庁長は会見で「影響を受けた区域は約400ヘクタールとみられる」と述べた。15日午前4時ごろに発生した山火事は同日午後5時ごろに一度鎮火したが、16日未明に再び発火し、燃え広がった。強風のため消火作業が難航しており、17日午後0時20分現在の鎮火率は80%となっている。
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