シム・ウナ の最新ニュースまとめ
ソウル市など各地方自治体によると、この日午前0時から午後9時の時点で、全国のコロナ感染者は10万870人だった。
1日の新規確認者数は先月26日(1万3千7人)に初めて1万人台となり、その後約3週間で10万人台を突破し過去最多となった。
この日午後9時の時点で、新規確認者は首都圏で6万3368人(62.8%)、首都圏外で3万7502人(37.2%)発生した。
特に首都圏ではソウルの場合、初めて2万人台の感染者を記録した。京畿道でも初めて3万人を超える感染者が出た。
同日の中間集計値は、これまでの同時間帯最多値である前日の9万228人より1万642人多い。1週間前の10日集計値(4万9721人)と比べると2倍水準、2週間前の3日集計値(2万2345人)の4.5倍に達する。
このように毎週感染者数が2倍以上増加する「ダブルリング」現象が続いているだけに、新規感染者数は今後も急増するものと予想される。
防疫当局では、今月末には13万~17万人に達するとみている。しかし、最近の増加傾向を考慮すれば、この数値に予想より早く到達する可能性が高い。
防疫当局は流行がピークに達する時期と規模については、予想値を出さなかった。専門家の間からは、3月中旬には感染者が27万人となり、ピークに達するという予測も出ている。
国家数理科学研究所で新型コロナの拡散予測を研究するシム・ウナ崇実大教授は、ラジオのインタビューで「(流行のピークが)3月中旬になるのではないかと思う」とし、「モデリングの結果では、感染者は27万人を超えるだろう」と予測した。
防疫当局は流行規模の増加を受け、重症患者も増えるものと見て、医療の対応に神経をとがらせている。
重症患者数は先月末からしばらく200人台を維持してきたが、最近になって増加傾向だ。同日午前0時時点では389人を記録し400人に迫っている。
防疫当局は流行規模や重症患者、死亡者数、医療対応力などを総合的に判断し、18日に新たな防疫対策案を発表する計画だ。
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