飲酒測定を拒否し、警察官に暴行と暴言を吐いた疑いで裁判に移されたラッパーNO:EL(本名チャン・ヨンジュン)に検察が懲役3年を言い渡すよう、裁判所に要請した。

 検察は2月25日に開かれた結審公判で、「NO:ELが飲酒運転などで、執行猶予期間中に再犯した点を考慮してほしい」と裁判部に求刑した。

 NO:ELは一昨年6月にも飲酒運転で、懲役1年6か月 執行猶予2年を言い渡された。

 検察は、憲法裁判所が違憲判断を下したにもかかわらず、飲酒測定拒否を2回以上した者は加重処罰の対象になると判断していた。