FCソウル、ウルサンヒョンデ(蔚山現代)などでたくさんの感染者が確認されている。特に、FCソウルでは計20人の感染が確認された。選手11人、コーチ・スタッフ9人が陽性判定を受け、ここにはアン・イクス監督も入っている。
韓国プロサッカー連盟の新型コロナウイルスマニュアルによると、1チームで感染者を除き、選手17人がいれば試合は正常に進行できるとしている。ただし、17人に負傷者も入っている場合は、その解釈が難しくなる。仮に負傷者もいれば、新型コロナウイルス拡散から負傷まで重なり、不完全な選手構成で試合に臨むことになる。
FCソウルは来る19日、ソウルワールドカップ競技場でチェジュ(済州)ユナイテッドと第5節をおこなう予定だ。ビッグマッチを控えてイベントも準備されているが、新型コロナウイルスの状況で暗雲が立ち込めている。
クラブチーム側は、連盟に「日程変更」を要請。FCソウルは18日、SNSに「FCソウルはKリーグ内の新型コロナウイルス連鎖拡散の懸念および選手保護のため韓国プロサッカー連盟と済州側に試合日程変更の協力を要請した。しかし、Kリーグ新型コロナウイルスマニュアルによって『不可』との結果を受け取った」と明かした。
そのうえで「FCソウルは18日中にも韓国プロサッカー連盟に試合日程の変更を要請する予定」と言及。また「FCソウルは、選手団での新型コロナウイルス拡散によりサポーターに心配をかけていることをお詫びする。試合日程が変更されなくても、FCソウルはサポーターのためにピッチで全力を尽くす」と強調した。
Copyrights(C) Mydaily wowkorea.jp 4