(Apple TVオリジナルシリーズドラマ「パチンコ」、ついにベールを脱いだ…”高評価の声続出”画像提供:wowkorea)
(Apple TVオリジナルシリーズドラマ「パチンコ」、ついにベールを脱いだ…”高評価の声続出”画像提供:wowkorea)
出演俳優の過去の行いが問題となり、公開初日から困惑に陥ったApple TVオリジナルシリーズドラマ「パチンコ」に高評価の声が絶えない。

イ・ミンホ の最新ニュースまとめ

在米韓国人イ・ミンジン作家の同名小説を原作とした8部作のドラマ「パチンコ」は、25日に1~3話が公開された。1910年代から1980年代までの韓国、日本、アメリカを背景に、4代にわたる韓国人移民者の家族史を描き出す。これを通し、差別と貧困を耐え抜き、日本に根をおろした在日韓国人の人生に焦点をあてた。

昨年映画「ミナリ」でアカデミー女優助演賞を受賞した女優ユン・ヨジョンは、老年時代の”ソンジャ”を、新人女優カン・ミナが若き時代の”ソンジャ”に扮し劇を引っ張っていく。俳優イ・ミンホは天涯孤独で韓国を発ち、成功した事業家ハンスに、そして韓国系アメリカ人ジンハがソンジャの孫として韓国語日本語英語の3か国語を話すアメリカ金融界の優秀な人材である在日韓国人3世ソロモンを演じた。

ドラマ「パチンコ」は公開前から、絶賛の声が絶えなかった。イギリスBBCは「まぶしい韓国の叙事詩」、イギリスファイナンシャルタイムズは「本作は今まで出たアップルの最高のショー」とほめたたえた。公開後にもアメリカThe Vergeは「移民者の同名小説を脚色したApple TVの一番野心にあふれたプレジェクトは文化的政治性、民族史、世代間の記憶と哀悼を込めた叙事詩」とレビューを伝えた。

ドラマ「パチンコ」は代表的な批評サイトRotten Tomatoesで新鮮度100%という評価を維持しており、視聴者指数も92%と高い。

アップルコリアのYouTube公式チャンネルに無料で掲載された「パチンコ」1話は公開から3日にして27日午後3時基準で430万回再生を記録し、高い関心を得ている。韓国的情緒を美しい映像美とグローバルな感覚で描き出したことに対する国内視聴者の好評が相次いだ。

海外でも認知度が高いユン・ヨジョンとイ・ミンホ、そしてこの作品で注目を浴びたキム・ミナなど、俳優たちの演技に対する好評も多い。しかし、問題の俳優ジンハには良くない反応が見られる。

25日、あるオンラインコミュニティを通じ、ジンハが韓国中年女性を不法撮影した写真を掲載し、不適切な発言をした事実が知られ話題となった。ジンハは「僕が2011年から持っていた‘Korean Flowers In Bloom’アカウントは、もともとあってはならないものだった。該当の女性たちへ対する私生活の侵害、さらに不適切なコメントも良くないものだった」と、26日自身のホームページに謝罪文を掲載した。問題になったアカウントは削除された状態だ。

一方、日本ではドラマ「パチンコ」に否定的な意見が多い。日本のネットユーザーはApple TVの公式SNSに「うそのドラマ」「安っぽい宣伝用ドラマ」などと日本の植民地支配と在日韓国人への差別へ対する虚偽を主張した。今後もこの傾向は続くことだろう。

ドラマ「パチンコ」は、25日3話分を公開後、毎週金曜日に1話ずつ公開される。

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