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ベント監督率いる韓国代表は29日、UAEドバイ・アール・マクトゥーム・スタジアムでおこなわれた2022カタールW杯アジア地区最終予選・第10戦のUAE戦に0-1で敗れた。
これにより韓国は、最終予選で初黒星を記録。7勝1敗2分け・勝ち点23でイラン(8勝1敗1分け・勝ち点25)に続きグループ2位となった。前節(24日)韓国に0-2で敗れたイランはこの日レバノンに2-0で勝利し、グループ1位で最終予選を終えた。
試合後、インタビューに応じたベント監督は「良い試合にすることができなかった」と負けを認めたうえで、「前半をうまく戦うことができず、後半だけうまくいったとしても、そういう試合では勝つのは難しい」と述べた。
また「敗戦は正当な結果」とし、「相手を祝福し、プレーオフでの幸運を祈る」とUAEを激励した。
UAE戦についてベント監督は、競技力と姿勢の両面での問題点を指摘。「きょうは失望するような姿で、競技力や態度においても満足できていない」とし、「イラン戦では良いプレーを見せて勝利したが、きょうの敗戦で1位の座を失ってしまった」と悔しい表情を見せた。
また「きょうの負けは一種のシグナルを見せている。それだけに、きょうの結果は受け入れなければならない」とし、「相手(UAE)はプレーオフ進出のために、すべてをかけて試合に臨んでいた。しかし、われわれにそういう姿勢はなかった」と試合を振り返った。
ベント監督は「わたしを含めて全員が反省しなければならない」とし、「今後見せようとする姿がイラン戦(のような試合)であるのか、またはきょうの試合(のような姿)であるのか、熟考する必要がある」と強調した。
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