“少女エース”キム・ラギョン、韓国女子野球復興に導く…後援販売目標達成(画像提供:wowkorea)
“少女エース”キム・ラギョン、韓国女子野球復興に導く…後援販売目標達成(画像提供:wowkorea)
“少女エース”と呼ばれ女子韓国代表のエースとして活躍している野球選手キム・ラギョン(ソウル大)が不毛の地に近い韓国女子野球のため本格的な活動を続ける。

 キム・ラギョンと女子韓国代表選手を中心に創立されたJDB(Just Do Baseball)は最近、クラウドファンディングサイト「tumblbug」でグッズ販売による女子野球後援基金の募金に乗り出した。

 500万ウォン(約50万円)を目標額にしたこの販売募金は終了2週間前の5日現在、既に目標金額を越えた。今回「tumblbug」募金で販売されている商品はJDBのはがきとJDBのマスコットがプリントされたTシャツなどだ。

 JDBは昨年9月に創設された女子野球連合チームで、試合ができるリーグが限られているため、社会人野球選手の連合チームと勝負をしてきた。

 10代半ばから女子野球韓国代表チームのエースとして活躍し、2018年WBSC野球ワールドカップで三振王になるなど世界の注目を集めていたキム・ラギョンだが、韓国でプレーするチームがないため、日本の実業団チーム入団を控えている。

 キム・ラギョンは「韓国ではユースリーグ以降、女子が野球をするチームがない」としながらも「今回の募金が韓国女子野球に少しでも役に立ったらうれしい」とし、容易ではない現実にも野球に対する情熱を示した。

 一方、キム・ラギョンをはじめ、現韓国代表のパク・ミンソン、パク・ジュアなど学生身分の野球少女たちで構成されたJDBは、創立2か月目の昨年11月、男子社会人野球人連合チームに劇的な初勝利をあげたりもした。

 現在は野球専門YouTubeチャンネル「プロ草野球」が試合実況中継を、スポーツファッションブランド「BEBOLD BECOOL」と「whatbaseball」で衣類や用品を後援するなど、JDBに力を貸している。

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