RAINBOW の最新ニュースまとめ
「Big Mama(ビッグママ)が、4年も続くとは思いませんでした。ファーストアルバムが成功しなくても“マニアはいるだろう”と励まし合いました」(シン・ヨナ)
「Big Mamaのオーディションの時“落ちても失望するのはやめよう、アンダーグラウンドでバンドをやろう”と決心しました。有名になれなくても、著名な人になりたかったので」(イ・ジヨン)。
2003年にデビューした4人組女性グループBig Mama(シン・ヨナ、イ・ジヨン、イ・ヨンヒョン、パク・ミネ)の出現と成功は、音楽界の地形を変えた。
歌唱力よりも外見史上主義に陥っていた音盤制作者たちの気持ちを変え、実力がある後輩たちに希望を与えた。また、質の高い音楽を披露し、“耳”のレベルを高めた。
バラエティ番組の頻繁な出演が、アルバムセールスと比例しないということも立証した。
彼女たちは2月に<YGエンターテインメント>を去り、音盤流通会社<マンウォルダン>と契約を交わした後、最近、4thアルバム『Blossom』を発表した。前作に比べ大衆的な色彩が強い。
「これまでのアルバムの時は、Big Mamaの色を探そうと必死でした。だけど、市場を見渡すと以前のようではありません。4thアルバムはファンじゃない人も好きになるようなアルバムを作ろうと努力しました」(シン・ヨナ)
「デジタル音楽市場も無視できないですよね。10秒間だけ聴いてもよくて、その瞬間で大衆の気持ちを表現できる曲。それで今回は歌詞に人類愛、自己反省はなく、日常的な話を主に込めました」(イ・ジヨン)
「3rdアルバムの頃よりも世間の風潮が変わりましたね。1か月でアルバムの成否が決まるとは…。そういえば、以前ならビルボードチャートで16週続けて1位になる曲が、最近は16日で終わるそうです。だから近頃は、新曲を1~2曲収録したリパッケージアルバムが溢れかえっています」(イ・ヨンヒョン)。
こうした判断から、sg WANNA BE+(エスジーワナビー)、イ・キチャン、シン・ヘソンなどを手がけたヒット作曲家チョ・ヨンスとタッグを組んだ。変化を敢行しながら、大衆が<YGエンターテインメント>を離れた影響と解釈するかと、心配もした。
曲が大衆向けなので、発声と歌唱法を変えるように努力した。新世代歌手たちのトレンドである、すすり泣くような歌唱法を自制した。長く聴いても飽きないようにだ。
タイトル曲『背反』と、『安否』『終わりという言葉』などのバラード曲を基盤に、J-POPを思わせる軽いメロディの『天国』、ファンキーハウスディスコソング『Fla Fla Fla』、ソウルフルなダンス曲『声を上げて』まで、一気に耳に刻まれる。
また、メンバーたちがそれぞれ自作曲をソロで歌っている。『Over The Rainbow』(イ・ジヨン)、『私の目を見ても』(パク・ミネ)、『悪い知らせ』(シン・ヨナ)、『愛して…』(イ・ヨンヒョン)では、ソロの歌唱力を自由に披露している。ヒット曲『Break Away』は、アコースティック編曲でリメイクした。
彼女たちは4thアルバムまで仲が悪くなることもなく、グループを維持した秘訣として、各メンバーの役割分担を挙げた。
シン・ヨナは父親、イ・ジヨンは母親、ムードメーカーはイ・ヨンヒョン、成熟した末っ子がパク・ミネというもの。シン・ヨナとパク・ミネは9歳の年の差だ。
「リーダーのヨナオンニ(オンニ~親しい間柄で呼ぶ“お姉さん”の意味)は、私たちにとって本当に“お父さん”です。ヨナオンニがいなかったらメンバーの秩序が成り立たなかったはずです。道を教えてくれて、歌手の本分は歌唱力ということを強調します」(パク・ミネ)
「ジヨンは下の2人と私の中間地点の役割をきっちりとこなしてくれます。まんべんなく気遣うタイプです。温かくて落ち着いているお母さんというか。好き嫌いがはっきりしているヨンヒョンは居心地の悪い場を、とんでもないユーモアで楽にさせる才能があります」(シン・ヨナ)
「ミネは口数が少ないです。自分の仕事を静かにこなす几帳面なスタイルですね。いつも乱れる私を上手く掴まえてくれます(笑)」(イ・ヨンヒョン)
シン・ヨナは、お金はたくさん稼げていないが、計算高くない純粋な妹を手に入れたと言うと、10kg近く減量し、綺麗になったパク・ミネが一言。
「私は美貌を手に入れました」
しかし、どんどん綺麗になっていくBig Mamaを見ながら寂しく感じるのは何故だろうか…。
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