ユネスコ世界遺産委員会がロシアでの委員会開催を無期限延期＝韓国報道

　ロシアのカザンで開かれる予定だった第45回ユネスコ世界遺産委員会が、期間の約束なしに延期された。

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　AFP通信は21日（きょう）、匿名のユネスコ関係者の話として「今年、世界遺産委員会の議長国を務めるロシアが世界遺産委員会を無期限延期するという提案を受け入れた」と報じた。

　これに先立ち、ユネスコ駐在ロシア大使が日本やイタリアなど他の世界遺産委員会の委員国にこのような提案を盛り込んだ書簡を送り、反対意見が出なかったため、延期が確定したという。

　世界遺産委員会は21ヶ国の委員国で構成されている。諮問機関である国際記念物遺跡協議会（ICOMOS/イコモス）と国際自然保護連合（IUCN）が提出した審査結果をもとに、世界遺産に登録するかどうかを最終的に決定する。