キム・ユミ の最新ニュースまとめ
現在、屋外では、人との距離を2メートル維持できなければマスクをする必要があるが、5月2日から解除されれば、密集度に関係なく外すことができる見通しだ。海外の場合、米国、英国、日本などの主要国は、全て屋外でのマスク着用義務がない。しかし、大統領職引継ぎ委員会(引継ぎ委)は、屋外でのマスク着用義務の解除について否定的な見解を示し、議論によっては、これまで通り維持される可能性もある。
中央防疫対策本部によると、21日のコロナ新型コロナウイルスの新規感染者は、9万867人(午前0時現在)、累計1667万4045人となっている。木曜日の感染者数が10万人を下回ったのは、2月17日(9万3135人)以来、63日ぶりだ。また、今週(4月第3週)の一日平均の感染者は9万2287人で、前週(14万9113人)より38.1%減少した。これは2月第3週(13日~19日)の8万526人以降、2か月ぶりに10万人未満を記録した。入院中の重篤患者は、846人、死者は、147人(累計2万1667人、致死率0.13%)となっている。
このようにソーシャルディスタンスの解除後も感染者の減少傾向が続く中、29日、韓国政府は、中央災害安全対策本部(中対本)会議で屋外でのマスク着用義務の解除について最終発表する見通しだ。15日、韓国政府は、ソーシャルディスタンスの解除を発表し、屋外でのマスク着用義務の解除については、2週間の推移を見て決めることを発表していた。
21日、キム・ユミ 中央防疫対策本部(防対本)日常防疫管理チーム長は、記者会見で「屋外でのマスク着用義務を解除するかどうかを判断する主な基準は、『流行の動向』、『今後のリスク』などに関するものだ。移動量が増えたり、新たな変異株の出現などを総合的に考慮して判断する予定だ」と答えた。最近、疾病管理本部がとめた統計によると、米国、英国、ドイツ、フランス、シンガポール、ニュージーランド、日本などの主要国は、いずれも屋外でのマスク着用義務がない。
屋外でのマスク着用義務が解除されれば、人との距離を2メートル維持する規定を廃止される見通しだ。現在も屋外では、人との距離が2メートル維持されていれば、マスクの着用義務はない。しかし、ソウルなどの都心では、往来する通行人のため、人との距離を2メートル維持することができず、事実上、屋外でのマスク着用が義務付けられている状態だ。
問題は、現在も屋外での人との距離を2メートル維持違反を摘発、処罰することが難しく、実効性が低いという点だ。例えば、都心の道端でマスクを下ろしてタバコを吸い、人が2メートル以内に近づけば規定違反になるなどだ。このため、屋外でのマスク着用義務を解除しても、実生活に及ぼす影響は微々たるものだという見解もある。
防対本は、室内でのマスク着用義務の解除については相当期間維持が避けられないとしている。キム・ユミ チーム長は「海外では、室内でのマスク着用義務の解除の動きがあるが、我々は時期尚早であると見ている。感染源となるリスクを遮断するよう、相当期間着用を勧告する予定だ」と述べた。
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