韓国の新型コロナ新規感染者「7万6787人」…重症者も62日ぶり500人台に減少

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は27日に7万人台を記録しオミクロン株の流行以降、水曜日ごとに感染者が急増していた現象は消滅した。水曜日の感染者が10万人以下に減少したのは2月16日（9万443人）以来70日ぶりのことだ。入院中の重症者は546人で2月24日（581人）以来62日ぶりに500人台に減少した。

イ・スンウ の最新ニュースまとめ

中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は7万6787人と集計された。国内発生の感染者は7万6750人、海外流入の感染者は37人人で、累積感染者は1708万6626人だ。

入院中の重症者は546人を記録した。死亡者は141人、累積死亡者は2万2466人（致命率0.13%）だ。

対策本部のイ・スンウ第2総括調整官（行政安全部災難安全管理本部長）はきょう、中央災難安全対策本部会議を主宰した席で、「今週から新型コロナウイルスをこれまでの第1級感染病から第2級感染病に下方調整した」とし、「政府は来月22日まで4週間の移行期間を通じ、新型コロナウイルス治療を一般医療体系に秩序を持って編入するよう徹底して準備していく」と明らかにした。

政府は一般医療体系への編入が予定通りに安定すれば、5月23日からは感染者に対する7日間の隔離義務も勧告に転換する方針だ。

政府はまた、30日からの1か月間、療養病院や療養施設に入院・入所しワクチン4次接種まで終えた高齢層を対象に対面接触の面会も許容する。室外でのマスク着用義務の解除については2週間延長し、次期政府の発足以降に決定する方案や、予定通りに推進するものの条件付きで解除する方案などが検討されていると伝えられた。