【釜山聯合ニュース】韓国南部の釜山市で5日、「朝鮮通信使祭り」が開幕した。8日まで。対面形式での祭り開催は3年ぶりとなる。朝鮮通信使は朝鮮王朝時代に日本に派遣された外交使節で、韓日交流の象徴とされる。 今年の祭りは「平和への願い」がテーマ。2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致も祈願し、市民が参加しやすいプログラムとイベントをふんだんに準備した。 これまでは竜頭山公園と光復路一帯で開催してきたが、今回はメイン会場を広安里の海と広安大橋を見渡せる竜湖
ピョルピッ(星明かり)公園に移した。 復元した朝鮮通信使船の試乗体験、朝鮮通信使の行列を再現したパレード、朝鮮通信使の歴史的な意味を伝えるドローン(小型無人機)ショーなどを予定する。市民約3000人が参加するパレードは5日午後3時から1回目、7日午後3時から2回目が行われる。 このほか、朝鮮通信使に関する資料が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)登録5年を迎えることを記念した展示なども開催する。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40