KT SATが提携しているブラックスカイ・テクノロジーが運営する衛星(画像提供:wowkorea)
KT SATが提携しているブラックスカイ・テクノロジーが運営する衛星(画像提供:wowkorea)
KT SATは22日、衛星画像の収集と加工のための前処理と分析、活用などを含む、宇宙データ事業に進出すると発表した。

宇宙データは、衛星で撮影した地球の観測映像や画像など、宇宙を通じて行き来する多様な情報を、総じて指す言葉だ。

インドの市場調査会社であるマーケッツ・アンド・マーケッツによると、衛星画像データ市場の規模は、2021年の約59億ドル(USD、約7548億1650万円)から、2026年には167億ドル(約2兆1365億円)へと、約300%成長する展望だ。

KT SATは世界的な宇宙企業との提携を通じて、韓国の公共および民間企業に対し、衛星画像データサービスを提供する。

同社は2月、衛星画像の提供および分析を行う米ブラックスカイ・テクノロジーと提携し、高解像度の衛星画像を供給できるようにしたほか、4月には人工知能(AI)技術を使った地理空間分析企業である、米オービタルインサイトのサービスを初めて韓国市場に提供することで合意し、次第に事業領域を広げている。

KT SATのソン・ギョンミン社長は「AIやビッグデータなど次世代技術を適用した分析、活用の分野でKTグループの技術力を活かし、世界最高レベルの宇宙データサービスを提供する」と話した。


Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101